通夜や告別式から戻ったら、玄関に入る前に塩を胸元、背中、足もとにかけます。
宗教や個人によっては死をけがれと考えない場合もあり、最近では会葬礼状に清めの塩を添えない場合もあります。
精進落としは、僧侶や世話役などの労をねぎらう意味を込めて、喪家側が設ける会食の席です。
僧侶には最上席に座ってもらいますが、辞退した場合には「御膳料」を渡します。
また、これとは別に僧侶が出席した場合にも「御車代」を包みます。
精進落としは本来、四十九日忌の忌明けに行うものですが、現在では葬儀の当日に行われることが多くなっています。
葬儀の後、訃報を知った時は、まず電話や手紙でお悔やみの言葉を伝え、先方に都合を聞いてなるべく早く弔問に伺います。
その際には香典や供物を持参します。
ただし、遺族があえて知らせず、内輪で葬儀をすませていることもありますので、その場合は弔問に伺うのは遠慮した方がいいでしょう。