一般に、四十九日の忌明けまでが忌中、一周忌までが喪中とされています。
喪に服している間は、原則として慶事への出席は控えます。
結婚式や祝賀パーティなどは、たとえ招待を受けたとしても四十九日忌までは見合わせた方が無難でしょう。
神社への参拝や、お祭への参加も慎むようにします。
喪中は年賀状も控えましょう。
年賀郵便の受付が始まる前までに届くよう、 年賀の欠礼を詫びる挨拶状を出します。
欠礼状が間に合わない場合は、年が明けて松の内(一般的には一月七日)が過ぎてから、喪中のため年賀の挨拶を失礼した旨を書き添えた、寒中見舞いを兼ねたはがきを送ります。
また、年賀欠礼を受け取って初めて相手の不幸を知った場合は、年賀状の代わりにお悔やみの言葉を添えた寒中見舞いを出すとよいでしょう。
形見分けは、故人の愛用品を近親者や友人、知人などに分ける習わしで、四十九日を目安に行います。
原則として、目上の人には形見分けを行わないしきたりになっています。
先方の希望があれば贈っても構いませんが、どんな場合であっても形見分けの品は梱包せずにそのままの状態で渡しましょう。